【沖縄】雑木林や山林の伐採工程！伐採工事の流れについて

費用相場の計算方法

雑木林や山林の伐採費用の計算方法は、以下のとおりです。

計算式：作業費用＋重機材使用費用＋廃棄物処理費用＋整地費用＋オプション

内訳を上記の式に当てはめていけば、ご自身で大まかな伐採費用を算出することができます。詳しい内訳は以下のとおりです。

作業費用（伐採、抜根などの作業）

木1本あたりで計算する業者と、平米（m2）で計算する業者があります。

一般的な単価としては1平米約4,000円～で、50平米だと約200,000円～約400,000円と幅が広い費用設定になっています。

重機材使用費用（ショベルカー、クレーン車の使用）

運搬の際に使用した重機の費用です。

ショベルカーの場合、1.5tで1日の費用は20,000円前後で、5tで1日の費用は30,000円前後になります。

クレーン車の場合、10tで1日の費用は100,000円前後で、20tで1日の費用は150,000円前後になります。

廃棄物処理費用（材木の処理、粉砕作業）

木のサイズが3m未満の場合、処分費用は3,000円～5,000円程度に収まりますが、5m以上あれば、処分費用は3,4倍の12,000円～15,000円ほどかかります。

整地費用

雑木林の伐採には、整地にする作業も含み「伐採作業」といいます。

1平米（m2）あたりで、20,000円～30,000円が目安の費用です。

オプション

雑木林の伐採を依頼する際に、届け出に関する費用について確認しておくとよいでしょう。

なぜなら、地域森林計画範囲の伐採については所有者が届け出をしますが、買取業者が伐採をする際は買い受けた業者が届け出を出すことになっているためです。

雑木林の伐採工程とは

工程作業を大きくわけると以下の4つとなります。

1. 木の伐採
2. 木の抜根
3. 整地にする
4. 廃棄物の処理運搬

庭木や施設まわりの木の伐採とは異なり、雑木林や山林の伐採には重機の使用や整地作業が必須になるため、その分費用がかかります。それに加え、広範囲のため人手も多くなくてはいけません。

業者によって費用に変動があるので、綿密な打ち合わせと確認が大切なポイントになります。

伐採工事のステップ

単純に木を切っていくわけではなく、倒す方向や倒し方まで細心の注意を払わなければなりません。手順は以下のとおりです。

1．倒す方向を定める

家や障害物がなく、木が倒れたときに避難する場所があるのかなどをみて、倒す方向を決めていきます。

2．木を切る際に邪魔なものを除去する

切り株や、根っこなど、障害物になるものは事前に除去しておきます。倒す木の枝も危険性があるため、忘れずに除去するのがポイントです。

3．目印をつける

切り倒す際に、チェーンソーなどを切り込むところに目印をつけておきます。チョークを使うのが一般的です。

4．受け口を切る

幹の太さの1/4～1/3程度の切り込みをつけます。

5．追い口を切る

受け口の反対側に、幹の太さ1割程度を残すよう切り込みを入れます。そうすることで木がゆっくりと倒れ、安全に作業をすることができます。

6．木を倒す

追い口にくさびを差し込みハンマーなどでたたく方法や、フェリングレバーを差し込み持ち上げる方法があります。

様々な危険が伴う伐採工事

上述したように、伐採工事は1本を倒すまでに気が抜けない状態で行います。しかし、伐採工事は事前にきっちり準備し周囲への気配りを忘れずに行うことで、安全に進めることができます。

便利屋チャビンでは、建物や周りの環境に配慮し安全に伐採を行います。伐採に関してご検討している方はぜひお問い合わせください。